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【パズドラ】龍と魔の物語、今読んでもぶっ飛んでてワロタwwwww

48: おーがちゃんねる 2021/12/15(水) 10:27:11.66
やっぱ本家は違うな
燃え盛る炎の中、母イデアルを抱きながら決意の瞳でレーヴェンを見つめる6号。
すべての記憶を取り戻し、父であり契約龍となったヴァンドと正しい契約を交わした彼は龍契士本来の力を振るえるようになっていた。
「邪魔なものは全て排除するのみ」
レーヴェンの魔導書が赤黒く輝き、無数の黒炎が6号に降り注ぐ。
「オ母サン、絶対ニ傷付ケサセナイ!」
イデアルを抱えたまま大きく翼を広げて地を蹴り、黒炎の雨をかいくぐりながらレーヴェンとの距離を取った。
このまま戦っても勝ち目がなく、6号がなにより優先したのは母の命と「両親と共にマイネが待つ館に帰る」という願いだった。
その想いに呼応するようにして、ヴァンドが子へ力を送る。
しかしそれでも、無限に振る黒炎を避け続けるには限界があった。
「グッ……ッ」
だんだんと動きが鈍くなり、翼や背に被弾する。
それでも母だけは守りたいと、6号は黒炎から庇うようにして蹲り、迫り来る熱と痛みを覚悟した。
「させねぇよ!」
その攻撃をガディウスの拳が弾き返す。
「オ前ハ……」
「しっかりしろ、母ちゃん助けるんだろ」
6号を鼓舞するように笑みを向けてから、ガディウスはすぐに視線を敵に戻した。
再び魔導書を使う準備にかかっていたレーヴェンを制止するため、動ける者達が総じて攻撃を仕掛ける。
しかしそれらすべてを、イルム、ディステル、ラジョアが阻んだ。
彼等が立ちはだかる限り、レーヴェンに攻撃が届かない。
(どうする、どうすればこの状況を打開できる!?)
必死に考えを巡らせるティフォンに、ガディウスが声を張り上げる。
「心配すんな! 打開策ならもうすぐ来る!」
その言葉の意味を問う前に、周囲に爆発音が響き渡った。
「何だ……!?」
土煙の中から繰り出された光の護符が盾のように展開され、ディステルたちの攻撃を防ぐ。
全員の視線が集中する中、煙がはれたそこにいたのは――。

「……もう、貴方達の好きにはさせない」

サリアとカンナを連れたイルミナが、一冊の本を携えて佇んでいた。

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